updated on June 25, 2018


NEWS 2018年6月25日
6/23(土)長崎ウエスレヤン大学(長崎県諫早市)にて、日本語ジェンダー学会の第19回年次大会を開催し、盛会のうちに終了しました。

今大会のテーマは「コミュニケーションとジェンダー」、午前の基調講演には株式会社ジャパネットたかた創業者で株式会社A and Live代表取締役の髙田明(タカタアキラ)氏に「伝わることば、伝えることば」について講演して頂きました。会場では多数の若い学生さんたちが熱心に耳を傾けていました。

午後は研究発表と「アサーティブネスとジェンダー」というテーマでパネルディスカッションを行い、フロアの聴講者を交えての有益なディスカッションが行われました。

 

来年度(2019)の第20回年次大会は東京の実践女子大学にて開催予定です。

 

NEWS 2018年3月22日 東京都港区の男女共同参画センターより依頼を受けて同センター発行の情報誌『OASIS オアシス』に短いジェンダーエッセイを書かせていただいてきました。今回は4回目で連載の最後。タイトルは『女子力ってなんですか?』以下のオアシスのpdfファイルの4ページ目の左下に掲載されています。ご興味のある方はどうぞお読み下さい。

http://www.minatolibra.jp/newsletter/oasis/oasis-date/2014122600152/file_contents/OASIS_56.pdf

 

NEWS 2018年3月7日 「夫さん」について受けた取材に基づいた記事が次のサイトに掲載されました。(コラムニスト・矢部万紀子著)
前編:「あの坂元裕二が使う「夫さん」、ブラボー!「ご主人」に違和感をもつみなさんへの「福音」として http://webronza.asahi.com/culture/articles/2018030500004.html
後編:「続・あの坂元裕二が使う「夫さん」、ブラボー! 「違和感」を超えて、どう定着させるか http://webronza.asahi.com/culture/articles/2018030500006.html

 

NEWS 2018年1月5日 「ジェンダーエッセイ」新作「女子力って何でしょうか?」を掲載しました。

 

NEWS 2017年2月7 日 ジェンダーエッセイ新作「ついに『夫さん』がTVドラマに登場!」


NEWS   2017年4月13日(木)

TBSテレビの朝の番組「ビビット」で放映するために取材を受け「配偶者の呼び方」についてお話しました。編集されて放映された番組を見て、この問題について関心を持っている人々が多いことに感動しました。
日頃から推奨している「夫さん」「妻さん」や「夫様」「妻様」についても、番組の中で明言しました。


NEWS 2017年度  東京都港区の男女平等参画センター情報誌『OASIS オアシス』へのエッセイ連載:

  • 「連載 日本語に潜むジェンダー」2017年度4回連載

53号  第1回「主人は尊敬語?」

54号  第2回「夫さん、妻さんはいかが?」 

55号   第3回「性別記入のオプションいろいろ」

56号 第4回「女子力って何ですか?」

http://www.minatolibra.jp/newsletter/oasis/oasis-date/2018021400066/

 

NEWS 新聞記事や雑誌で紹介されました!
 各画像クリックすると拡大表示されます

  • 雑誌『ハルメク』2016年5月号 「夫さんはダメですか?」

「夫を『主人』と呼びますか?」という記事の中で、インタビュー内容が紹介されました。

出典:株式会社ハルメク, 『ハルメク 2016年5月号』, 2016年4月10日発行, pp.20-21.

(シニア女性誌 部数NO1. )

 

  • 毎日新聞「憂楽張ー 夫をどう呼ぶ?」2015年10月23日 西部夕刊

  • 「日本語ジェンダー学会」が2016年4月より新体制となり

新ウェブサイトがオープン! http://www.langgender.jp/

  •   新体制以降の日本語ジェンダー学会の年次大会:

   2016年6月18日(土)群馬大学にて第17回年次大会

   2017年7月8日(土)東京農工大学にて第18会年次大会



出版  Newly Published!

学術書を出版しました
水本光美 著

大学教育出版, 2015年4月.

 ISBN: 978-4-86429-321-1 (2160円税込み)
http://www.kyoiku.co.jp/syoseki.cgi?book=901

amazonでも購入できます。

 

 

「女ことば」と「日本女性像」という2つの着眼点

 から、日本語教科書の中に、いかにジェンダーが潜

 んでいるか、それらが現代日本社会の現状を正しく

 反映しているかどうかをデータ分析結果の比較から

 考察し、さらには今後の日本語教科書のあり方を述

 べる。

 

【特徴】

1. 多数の自然会話(1組30分、合計66名分)やロールプレイ(1組15~20分、合計58名分)を収録、女性文末詞使用率を集計した結果の分析・考察

 2. 会話参加者全員に実施したアンケート調査結果を集計・分析

 3. 60冊の教科書や関連教材を綿密に分析し、女性文末詞使用率および女性の描写のされ方を観察・考察

 4. 200名の国内外の日本語教育関係者へのアンケート調査結果の分析・考察

 5. 現在の日本社会に関する政府によるデータと日本語教科書のデータを比較・分析

 6. 今後の日本語教科書:ジェンダーの観点から見た教科書の問題点とジェンダーフリーを目指す教科書の具体的一提案

 


 なぜ「女ことば」と

「ジェンダー」?


本書では、「女ことば」、特に「文末に現れる文末詞としての女ことば」と「日本女性像」という二つのテーマを扱っています。世の中には女性のみならず男性 特有の文末詞も存在するし、なぜ女性像などと女性だけにフォーカスするのかという疑問を呈する人もいるでしょう。確かにどちらも研究できれば言うことはな いのですが、研究というものは自らの興味によって触発されるものです。

私の場合は、長年日本語を教える教師としての視点から疑問を持ち、研究への意欲を触発されたのが「女ことば」と「日本の女性像」だったのです。

 

かなり“いい年”になってから日本を離れ、それまで日本文化における女性の役割に疑問をもち、過去のジェンダー・イデオロギーからプレッシャーを受けながらも、やは り一般に求められる “日本女性の女らしさ”というものを背負って渡米し、アメリカで学んだ後、教鞭を執った経験から、こと「女であること」と「人間であること」の間で揺れ動き考えさせられることが多々あったということにも、起因するのかもしれません。

 

この本は、2000年代半ば頃からの研究をまとめたものですが、若い世代の女性から「女性文末詞」が消えていっていると気づいたのが、90年代初め。久しぶりにアメリカから帰国した私は、その日、東京の山の手線に乗っていました、、、(つづきは、本書の第1章をお読み下さい)